2015年11月に読んだ本
11月に読んだ本を振り返る
17冊読みました。
なお、技術書は含んでいません。
中旬くらいまでは、ひたすらJavaの鈍器みたいな本を読んでいたので冊数が稼げなかったのですが、一気に追い上げました。
ノンフィクション、小説、エッセイ、伝記とバランス良く読めました。
良かった本
- 作者: ニック・タース,布施由紀子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2015/10/02
- メディア: 単行本
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ベトナム戦争でアメリカ兵が民間人を無駄に殺した事件を取材した話。
教養がないのでベトナム戦争自体よく知らないので少し勉強した。
寄生型動画共有サイトで池上彰の講義を聞いたらわかった気になりました。
いろいろ考えさせられる本で普段、映画は殆ど観ないのですがベトナム戦争が題材になっているアメリカ映画を観ました。
ベトナムが制作したベトナム戦争映画も観てみたいです。
イマイチだった本
フランス流テロとの戦い方 -全仏370万人「私はシャルリ」デモの理由- (ワニブックスPLUS新書)
- 作者: 山口昌子
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/04/08
- メディア: 新書
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タイムリーな本でしたが、内容が薄かった。
先月のパリ同時多発テロ事件の前に起こったテロリストの兄弟によるパリの新聞社「シャルリーエブド」襲撃事件を受けての本です。
パリの新聞社「シャルリーエブド」襲撃事件では、12人が犠牲になりました。 事件の発端は新聞社がイスラム教をイラストで煽ったことから始まりました。
また別の犯人による警察官襲撃、スーパーマーケット襲撃と連続。その後、新聞社を襲撃した兄弟もスーパーマーケットを襲撃した犯人も警察に射殺。結局、合計17人の犠牲者を出す惨事になりました。これに抗議して「表現の自由」を訴えるデモがフランス全土で行われ、370万が参加したそうです。
いかなる理由のもとでも、テロは許されません。しかし、偶像崇拝を禁止するイスラム教では、預言者の姿を絵にすること自体がタブーです。しかもそれを茶化すのは、全イスラム教徒の感情を害する行為です。