Perl入学式 in東京 第2回行ってきた

前回

na3ksg.hatenablog.com
先月、Perl入学式に感動し興奮さめやらぬ中で感想記事を書いたら、自分のインターネット史上最大級に反響があり承認欲求が満たされた。
「ブログで食っていく」みたいな夢物語みたいな事を言っている連中の気持ちが少し理解できた。

感想

会場を見回すと受講生の数は前回と変らない30人超の大入り。
その中でも3割位は2回目から参加の人がいた印象。

講師は@umaaaaa_chan さん。今回がPerl入学式講師デビューなのにPerlの基本構文という序盤の山場で登場し、そつなくこなしていた。さすがだった。

講義の最終課題、Fizz Buzz問題をノーヒントで回答できて嬉しかった。 この時、講師の模範解答と自分の回答が少し違っていたのでサポーターの @xtetsuji さんに見ていただいた。コードレビューなんていったら大袈裟なのかもしれないが、独学でプログラミングを学んでいる自分にとってはプロのソフトウェアエンジニアに自分が書いたコードに助言をいただける良い機会だった。

Perl入学式のバイブス

バイブスとは

バイブス

(言葉によらず伝わってくる)雰囲気、心の中、考え方といったことを意味する英語。レゲエやヒップホップ音楽では「ノリ」「気合い」「フィーリング」>などを表す。実際に使用される際の意味合いは漠然としており、「いいバイブス」(いい雰囲気、ノリがいい)、「バイブス上がってきた」(気分が高揚して>きた)といったように使われる。13年6月、「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ)に登場したモデル・今井華が、日本の若い女性が使う言葉「ギャル語」とし>てバイブスを取り上げたこともあり、世間的に認知されてきている。

講義中に受講生が質問し、それがきっかけになりサポーターが回答。さらに、その回答を他のサポーターが補足してディープなPerlの話が広がっていった場面や練習問題で躓いた受講生にワンツーマンでサポートするサポーター陣にPerl入学式のバイブスを感じた。
他のIT勉強会に参加したことがないので一概には断定できないが、この時感じたバイブスがPerlコミュニティが活発な所以なのかもしれない。

要望

毎回講義の最後に次回予告をしてほしい。
自分自身プログラミング入門者で毎回、講義についていけるかヒヤヒヤしているので、次回、どんな内容を学習するか予告をしてもらえれば予習できる。

まとめ

今回も随所にPerl入学式5年目のバイブスを感じることができる最高の勉強会だった。
受講生、サポーターの皆さん今回も約5時間の長丁場お疲れ様でした。
次回の7月にお会いできるのを楽しみにしています。

2016年4月に読んだ本

11冊読んだ
少ないので内訳を書くとノンフィクション9冊、小説1冊、ライフハック系1冊

良かった本

人はなぜ格闘に魅せられるのか――大学教師がリングに上がって考える

人はなぜ格闘に魅せられるのか――大学教師がリングに上がって考える

大学の非常勤講師がアマチュアMMA総合格闘技)の試合に出場するノンフィクション。
題材が映画「ウォーリアー」と丸かぶりで著者も気にしていた。
個人競技より団体競技が盛り上がる理由やスポーツは戦争の縮図であるという考察も面白かった。
一番心に残ったのは「格闘家になるにあったって最も難しいことの一つは、初めてジムのドアを潜る勇気を奮い起こすことである。」
自分が格闘技を始めた数年前を思い出した。

イマイチだった本

兵士は戦場で何を見たのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-7)

兵士は戦場で何を見たのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-7)

イラク戦争から帰ってきたアメリカ兵のノンフィクション。
アメリカ人がやる戦争の自虐ネタは映画などでお腹いっぱい。
イラク戦争ではアメリカ側も死傷者を多数だしているがイラク側はその10倍、100倍とも言われている。

2016年3月に読んだ本

26冊読んだ。
森博嗣のエッセイで冊数を稼いだ。

良かった本

火星の人

火星の人

映画「オデッセイ」の原作 著者は天才プログラマー、ウェブ小説から火がついた。
自分が火星に取り残されたら2週間で気が狂う。

小説版を読んでから映画版を観たが、逆でも良かった。
映画版はテンポが良い。ディスコミュージックが沢山流れるので奮発して2DX で観ればよかったと多少、後悔している。

イマイチだった本

ヒップホップ・ドリーム

ヒップホップ・ドリーム

ひたすら犯罪自慢で厳しかった。
中学生だった頃、8 Mile観てから中学英語はエミネムでマスターした位ラップは好きなのだが、覚せい剤などは一切擁護できない。
この本以外にも3月は日本語ラップの本を数冊読んだが犯罪自慢が多い。
もっとクリーンなイメージを印象づけてほしい。

Perl入学式に行ってきた

とにかくPerlコミュニティ、Perl入学式最高という気持ちになった。

きっかけ

昨年、キーボード入力から練習してプログラミングに入門したが、とにかく独学が辛かった。
Stack Overflowteratailのようなプログラミング専門のQ&Aサイトも利用したが、Google翻訳のURLを貼っただけの回答をされるなどとにかく辛い。
プログラミングスクールも検討したが高額な料金が掛かるのと、「チャラチャラした若者が3ヶ月でRubyRuby on Rails教えます」みたいな胡散臭いスクールしか見つけられなかった。
そこで出会ったのがPerl入学式だった。
Webサイトもチャラくなくて、歴史があって参加費無料、初心者歓迎を謳っているので参加を決心した。

感想

IT勉強会初参加で自分以外全員MacBookで自分の格安lenovoPCは笑われるのではないかと当日まで真剣に悩んでいたが杞憂だった。
ちなみに受講生のMacBook率は6割位だった。 受講生の人数が多くて驚いた。せいぜい15人位かと想像していたが倍以上いた。
男女比は8:2位でこれも意外だった。
年齢層の平均値は30前半位だろうか、大人の年齢予想は、難しいので多分当たっていない。
IT勉強会初参加者が自分以外にも大勢いたので安心した。 講義の内容は初回ということで環境構築とHello world
詰まっている人が1人でもいると、次に進まないで待っているのが印象的だった。 講師(サポーター)の方々は複数人いて、いつでも質問できる環境が整っていた。
職業エンジニアの方と接するのは初めてで緊張したが普通の人間(良い意味で)だった。
埼玉県にある自宅へ帰る途中、気持ちが高まり池袋駅で途中下車しジュンク堂Perl入門書を物色しに行ったつもりが、なぜかAndroidの逆引き本を購入した。

反省点

  • 講師(サポーター)陣がとにかく豪華でPerlのすごい人だったので、Perl歴0時間で参加するのはもったいなかった。
    入門書を写経するなどしてから参加すればよかった。初回からガンガン技術の質問をしたかった。
  • 懇親会に参加できなかった。
    とにかく技術がないのでプログラミングの話ができない。次回の6月までに入門書のサンプルコードに毛が生えた程度でもいいのでオリジナルのアウトプットをして話のネタをつくる。

要望

無料なので文句いうのが筋違いなのは重々承知だが会場が暑かった。
3部(午後)から参加したが、セミナールームの扉を開けた瞬間に運動部の部室みたいな匂いがしてきて厳しい体験をした。

まとめ

月に1回、職業エンジニアの方に面と向かって無料で質問できる機会は本当に貴重。講師(サポーター)陣の無償のGiveにこれから何年かかってもいいから応えていきたい。
冒頭にも記したが、とにかくPerlコミュニティ、Perl入学式最高なので、ノートPCを持っていてキーボード入力ができる人間はPerl入学式に参加するべき。
講師(サポーター)の方々、本当にありがとうございました。

2016年2月に読んだ本

26冊読んだ。
コンスタントに1日1冊ペースで読めた。

良かった本

馬を飛ばそう

馬を飛ばそう


この本の売上が何冊か知らないが、もっと話題になってもいい本。
モーツァルトライト兄弟だろうが、どんなクリエイターでも地道な努力でアイディアをひねり出している。天才なんかいないという主張の本。
映画監督のウディ・アレンが授賞式に出ない話は痛快だった。彼は仕事自体が喜びで他人の評論など気にしていない。
翻訳本なので英語の勉強が進んだら原書を読みたい。

バンコク・自分探しのリング―ムエタイを選んだ五人の若者

バンコク・自分探しのリング―ムエタイを選んだ五人の若者


格闘家の青木真也のブログで紹介されていたキックボクサーがオススメしていた本。
ムエタイの本場で切磋琢磨する5人の若者に密着したノンフィクション。
自分も格闘技をやっているので登場人物に感情移入できた。
とても読みやすく好きな文体だったので著者が書いている別の本があれば読んで見たかったのだが、1冊もなかった。

イマイチだった本

東京湾岸畸人伝

東京湾岸畸人伝


東京湾で働く人にスポットをあてた伝記。
期待していたより面白くなかった。
文章が読みにくかった。

2016年1月に読んだ本

19冊読んだ。
ノンフィクション、小説、ビジネス書とバランス良く読んだ印象。

良かった本

土漠の花

土漠の花


自衛隊ソマリアで戦う小説。好きな熱血ストリーだったので3時間弱の一気読み。
2015年本屋大賞ノミネート作品。

謎の独立国家ソマリランド

謎の独立国家ソマリランド


「土漠の花」を読んでソマリアに興味を持ったので読んだ。
この本を読むまではソマリアは内戦ばかりやっている危険な国くらいの知識だった。
ソマリアは厳密には3分割されていて安全な地域もある。
ちょうど読み終わった後にTBSのクレイジージャーニーで著者が出演して驚いた。
内容も良かったが文体が好みだったので他にも著者の本を読んだ。

イマイチだった本

ドキュメンタリー ルーシー事件の真実―近年この事件ほど事実と報道が違う事件はない

ドキュメンタリー ルーシー事件の真実―近年この事件ほど事実と報道が違う事件はない


2000年に起きたルーシー・ブラックマンさん事件の犯人が書いた自費出版本。
ルーシー・ブラックマンさん事件の本を読んでいたら参考文献にあがっていたので図書館で借りて読んだ。
事件資料がやたら多くて不気味な本だった。

2015年12月に読んだ本

14冊読みました。
年末にたくさん読もうと思っていたのですが風邪を引いてしまい冊数は少なめです。

良かった本

戦場中毒 撮りに行かずにいられない

戦場中毒 撮りに行かずにいられない


テレビやラジオで話題になっていたのですが図書館であっさり借りることができました。
ノンフィクションですが小説のようにスラスラ読めます。
著者の横田さんは戦争中毒ですが、私はウエイトトレーニング中毒で3-4日トレーニングができなくなるとストレスが溜まります。
何事もほどほどがいいみたいです。

イマイチだった本

男しか行けない場所に女が行ってきました

男しか行けない場所に女が行ってきました


本のタイトル通り著者は女性なので、男の私が読んで目からウロコが落ちるみたいな知識はありませんでした。
女性の方は読んでみたら面白いかもしれません。